Koss KPH7 Headphones Black [150906]

KOSSの音が良いことで有名なヘッドホンを昔使っていたのでこれを購入しました。最初に音楽を聴いてみてがっかりしました。高音がやや低め。ただダメ元で使ったテレワークの会議で疲れなくてとても良かった。聴き疲れもなく、とても安くて、そこそこ、と言う感じのヘッドホンという印象。頭の形によっては、特に頭のサイズが大きい人は少し当たるかも。

軽いヘッドホンと思って購入しましたがヘッドバンドを伸ばして装着したところハマらないわけではないですが形が縦に細長く私にはイマイチ合わないというかしっくりこないです。しかも作りがお粗末、海外品のこの価格帯はこんなものなのでしょうか？音質は良いとは言えない、音楽を聴くより中音メインでテレビやビデオ観賞用という感じかな。再生音が若干小さいです。

安価Koss headphone中音質最低を感じる捨ててもよい。

良い点・価格が抑えらているなかで普通に聞ける悪い点・以前から使っている同社のヘッドホンの音質には劣る

まず、これはhi-fiではない。だがこれはこの製品の欠点ではない。そもそもこの価格帯で原音とか追及する方があり得ない。ではどういう製品かといえばナローレンジで中音域ははっきりしているが、低音はだらだらと下がっている。しかし意外と低いところまで出ている。高音域は伸びない。結果的に昔の少し音の良いラジオみたいなバランスになっている。しかしこれがはまると楽しい。例えば打首獄門同好会とかドラムは引っ込むがギターはくっきりしている。他にも昔のロックとの相性が良い。意外なところでは吹奏楽も合う。中高域に少しピークがあるようでラッパが非常に生々しい。軍歌の雪の進軍をかけてみたところそのことに気づかされ驚いた。ボーカルは可もなく不可もない。少し眠い感じになるが、耳障りは良い。実は中高域の変なピークを感じるのはボーカルを再生しているときに弦がバックの演奏に入ったときだ。演奏に影のように刺激音がまとわりつく感じがする。しかしトークはメリハリが利いていて口の動きがわかるような感じがする。ともかく、かなり個性的な音作りだが刺激的な部分は巧妙にカバーされているので聞く人を選ばない。あと、映画は非常に相性が良い。バトルシップを視聴したが、もともと映画館のスピーカーはホーンで構成されていて中音域重視の高能率型だ。その音色に近い。ただ、ヘッドバンドは東洋人には向いていない。このアールは頭が前後に長い西洋人を念頭に置いた設計だろう。もっとも、別に室内ならきちんとかけなくても両耳さえ押さえていれば良いのだから適当なかけ方をすればよい。癖があるのは間違いないし高音質でもない。しかし聞いていて音楽や話し声を楽しく聴けるのは長所といえる。